近代文学館企画展

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近代文学館企画展とは?

 平成16年4月に高山市図書館「煥章館」 内に開館した「高山市近代文学館」では、高山にゆかりのある文学者の作品を発掘して調査を行ない、その成果を郷土の文学の発展に資するという目的で、毎年2回企画展を開催しています。

 令和元年より年1回に変更となりました。

 令和5年度より近代文学館企画展は実施されないことが決定しました。

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これまでの企画展の内容

令和4年度 近代文学館調査研究報告書(34回展示内容)
第34回

近代の俳句・現代の俳句

令和5年3月25日~26日

 今回は、近代と現代の俳 句を展示し、その作品から、現在に至る俳句の背景や変遷をご覧いただきます。

 近代の俳人として小峰大羽氏、現代の俳人として小鳥幸男氏を取り上げ、ご紹介します。

令和3年度 近代文学館調査研究報告書(33回展示内容)
第33回

近世から近代へ

令和4年3月5日~6日
 飛騨における近世(江戸中期~後期)から近代(江戸後期~昭和初期)にわたる文学者の系譜をたどり、飛騨の文学史についてご紹介しました。
令和2年度 近代文学館調査研究報告書(32回展示内容)
第32回

明治時代後期の俳句会

令和3年2月20日~21日
明治時代後期に盛んに行われていた俳句会の様子をご紹介しました。
令和元年度 近代文学館調査研究報告書(31回、9回展示内容)
第31回

福田夕咲と若山牧水

令和2年2月15日~16日
 福田夕咲と係わりのあった中央歌壇の作家との交流を中心に展示しました。
平成30年度 近代文学館調査研究報告書(29,30回展示内容)
第30回

大埜間霽江の時代

平成31年3月23日~24日
 高山市文化協会初代会長で歌人の大埜間霽江氏の紹介と共に、「飛騨短歌会」の創設に関わり活躍した歌人の短歌を紹介しました。

[紹介した歌人]
福田夕咲、山田白馬、富田令禾、谷口桃里、鎌手白映、森 渓月、江黒美胤、浅本義一郎

第29回

歌に見る高山の風景

平成30年10月20日~21日
 田中大秀、瀧井孝作などの郷土の作家はもとより、高山を訪れた著名人、野口雨情や若山牧水なども、高山の美しい風景や人々の暮らしなどについての短歌や俳句を多数遺しています。これらを通して、高山の魅力や美しさを再発見できるものと思います。
平成29年度 近代文学館調査研究報告書(27,28回展示内容)
第28回

国学・和歌を支えた郷土の人々

平成30年3月10日~11日
 田中大秀の高弟の内、山崎弘泰・富田礼彦・上木清成に焦点を当て、彼らに学んだ門弟たちの和歌や筆跡など約80点の資料と共に、その人物を紹介しました。
第27回

田中大秀の門弟

平成29年9月30日~10月1日
 江戸末期の著名な国学者である田中大秀は、飛騨の地において多数の国学者や文人を輩出しました。高弟の山崎弘泰や富田礼彦をはじめとする門弟たちの和歌や筆跡を展示し、読み下し・解説と共にその人物を紹介しました。
平成28年度 近代文学館調査研究報告書(26回展示内容)
第26回

「静修館」の文学、赤田臥牛・章斎・誠軒と一門

平成29年3月18日~19日
 高山市内には赤田家三代をはじめとし、その門人たちの手蹟が多数残されています。今回の展示では、そうした手蹟や資料を展示しました
第25回

鉄路が育んだ郷土の文学者

  瀧井孝作・江馬 修・福田夕咲・早船ちよ

平成28年10月1日~2日
 故郷に向け高山線に乗り継ぎ、渓谷を縫うように走る列車に揺られながら、高山へ新しい文化を導いた、故郷の文学者たちを紹介しました
平成27年度 近代文学館調査研究報告書(第23回、24回展示内容)
第24回 歌人・高山市名誉市民 牧野英一博士・良三博士兄弟 平成28年3月12日~13日
 高山市名誉市民である法学者の「牧野英一博士・良三博士」の両氏をご紹介しました
第23回 篠原無然~飛驒青年の叫び 平成27年10月3日~4日
 社会教育の先駆者として、大正時代に高山市(特に上宝町、奥飛騨温泉郷)で大きな影響を与えた、篠原無然を取り上げました。
平成26年度 近代文学館調査研究報告書(第20~22回展示内容より)
第22回 高山市名誉市民 瀧井孝作没後30年展 第3部 平成27年3月14日~15日
 俳人としての瀧井孝作についてご紹介しました
第21回 高山市名誉市民 瀧井孝作没後30年展 第2部 平成26年9月5日~6日
 前回に引き続き、瀧井孝作の作家生活の後半生について紹介しました
平成25年度 近代文学館調査研究報告書(小森家・雲橋社関係資料)
第20回 高山市名誉市民 瀧井孝作没後30年展 第1部 平成26年2月15日~16日
 今年は、高山市名誉市民である瀧井孝作の没後30年であることから、この企画展を開催することとなりました。今回は、小町谷新子氏、津田亮一氏及び高山市文化協会より寄贈した約400点の資料より、約100点を選び、瀧井孝作の作家生活の前半生について紹介しました
第19回 小森素峰と「雲橋社」 平成25年10月5日~6日
 先に小森家から寄贈された「雲橋社」の第10世宗匠小森素峰が蒐集した俳句資料について、「雲橋社」同人作品を通して、その活動を紹介しました
平成24年度 近代文学館調査研究報告書(第17回企画展展示内容)
第18回 江馬 修とその周辺 平成25年2月11日~13日
 代表作「山の民」の著者で、飛騨を代表する作家の一人、江馬 修を取り上げ、
「江馬 修とその周辺」と題して開催いたしました
第17回 幕末 飛騨の書 平成24年9月7日~9日
 幕末から明治の初めに活躍した高山ゆかりの文人などにスポットを当て、遺されている書などを通じて、その人柄や功績を紹介しました
平成23年度 近代文学館調査研究報告書(第15回、16回企画展展示内容)
第16回 郷土の文学碑展~西部地区と旧吉城郡編~ 平成24年2月10日~12日
 故中舎高朗氏が執筆された『飛騨の文学碑遍歴』の中から、西之一色町(文学散歩道)や八日町をはじめ、国府、上宝、奥飛騨温泉郷等の各地域にある文学碑について、写真やパネルで紹介しました

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第15回 郷土の文学碑展~東部・旧大野郡編~ 平成23年9月9日~11日
 故中舎高郎氏の著書「飛騨の文学碑遍歴」の中から、東部地区及び、旧大野郡に点在する碑や墓についての展示を行ないました

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平成22年度 近代文学館調査研究報告書(第13回、14回企画展展示内容)
第14回 郷土の文学碑展~東山編その2~ 平成23年2月11日~13日
 故中舎高郎氏の著書「飛騨の文学碑遍歴」の中から、東山寺院群の内、素玄寺や雲龍寺の墓地などに有る碑や墓についての展示を行ないました

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第13回 郷土の文学碑展~東山編その1~ 平成22年9月18日~20日
 故中舎高郎氏の著書「飛騨の文学碑遍歴」に著されている俳句・短歌・詩・記述等々の文学碑のうち、東山地区近辺に建立されているものについての展示を行ないました

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平成21年度 近代文学館調査研究報告書(第11回、12回企画展展示内容)
第12回 郷土の文学碑展~飛騨国分寺編~ 平成22年2月20日~21日

 故中舎高郎氏の著書「飛騨の文学碑遍歴」に著されている俳句・短歌・詩・記述等々の文学碑のうち、飛騨国分寺境内に建立されているものについての展示を行ないました

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第11回 郷土の文学碑展~城山編~ 平成21年10月31日~11月1日

 故中舎高郎氏の著書「飛騨の文学碑遍歴」に著されている俳句・短歌・詩・記述等々の文学碑のうち、城山付近に建立されているものについての展示を行ないました

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平成20年度 近代文学館調査研究報告書(第10回企画展展示内容)
第10回 小峯大羽展 平成21年2月21日~22日
 「飛騨史壇」の編集「蘭亭遺稿」の編集「山ずみ」「秋草」「凌霄」等の吟社の作句指導を行い、郷土の近代文学の振興に大きく影響を与えた小峯大羽の業績をたたえ、企画展を開催しました
第9回 福田夕咲展 平成20年9月19日~21日
 福田夕咲の作品と、夕咲と親交のあった北原白秋の作品のほか、高山に帰ってから郷土の文学の普及に努めた書籍等資料を中心に紹介しました
平成19年度 近代文学館調査研究報告書(瀧井孝作寄贈資料2)
第8回 続・瀧井孝作の世界展 平成20年2月22日~24日
 第6回に続き、小町谷新子氏ほか、津田亮一氏、横見哲郎氏、玉田幸人氏から市へ寄贈された瀧井孝作の資料を展示しました
第7回 小森家に伝わる近世高山俳壇の流れ展 平成19年9月15日~17日
 小森丈一氏から寄贈された、江戸時代から昭和の初期における高山の俳壇の中心的存在であった雲橋社の、句会の様子がよくわかる貴重な資料を展示しました
平成18年度 近代文学館調査研究報告書(瀧井孝作寄贈資料1)
第6回 瀧井孝作の世界展 平成19年2月10日~12日
 瀧井孝作の長女である小町谷新子氏から寄贈された、瀧井孝作の直筆の原稿、本人宛ての著名人からの手紙のほか、愛用した遺品等、これまで未発表だった資料を中心に紹介しました
第5回 近代俳句の手のあと展 平成18年11月25日~26日
 河東碧梧桐をはじめ、著名な俳人が高山で残した俳句の作品の数々を紹介しました
平成17年度 近代文学館企画展
第4回 田中大秀展 平成18年1月28日~29日
 江戸時代の国学者「田中大秀」の作品を展示し、その業績を紹介しました

 また、高山出身で「田中大秀」の研究では第一人者の専修大学名誉教授・中田武司氏による「田中大秀の業績」と題した講演会を同時開催しました

第3回 高山を訪れた文人展 平成17年9月23日~25日
 高山に憧れた文人たちが遺した数々の作品を展示しました。紹介した文人は以下の通り

森春濤〔漢詩〕、物集高見〔国学者〕、内藤鳴雪・巖谷小波・河東碧梧桐・大谷句仏〔以上、俳人〕、佐々木弘綱・佐々木信綱〔以上、短歌〕、若山牧水・北原白秋・野口雨情〔詩人〕、井上靖〔文学〕(順不同)

平成16年度 近代文学館企画展
第2回 『俳人仲間』の世界展 平成17年2月5日~13日
 瀧井孝作の代表作『俳人仲間』に表現されている明治後期の著者が、青年へ変貌し文学に目覚めていく姿を紹介しました。また、小説の中に登場する高山の町の様子を表す地図の展示しました
第1回 和仁市太郎展 平成16年9月18日~26日
 当時94歳で現役活躍中の和仁市太郎氏は、少年の頃より詩作に傾注し、自ら「山脈詩派」を創刊しました。その後も「飛騨作家」、詩誌「すみなわ」の同人として、飛騨の詩壇の中心で活躍されている詩人です。今回は、林格男氏による「和仁市太郎の詩業」と題した講演会も同時開催しました。

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