第38回(平成26年) 飛騨文芸祭

 

<入賞作品集 飛騨文藝>

受賞者一覧

文芸祭賞 小説 中村 佐清 『百丈野狐』
江夏美好賞
市長賞 俳句10句 下垣内 町子 入日や日のあるうちに子を発たす 他
 〃 短歌10首 武藤 久美 削られし禿山哀しその上にブルドーザーの一台載りて 他
市議会議長賞 短歌10首 稲泉 真紀 もういいよ楽になろうねいままでで一番優しい声色の母 他
 〃 随筆 後藤 順 『縫い屋「清ちゃん」』
市教育委員長賞 俳句10句 上田 真穂子 目隠しをされる遊びや初笑 他
 〃 児童文学 宮本 清則 『まほうのぼうし』
市文化協会長賞 短歌10首 江尻 恵子 丁寧に前方を指す運転士雪晴れに行く高山本線 他
 〃 俳句10句 小林 高子 往年の映画見る夜や春の雪 他
 〃 俳句10句 紺谷 健次郎 春雨やむらさき深き山の彩 他
 〃 短歌10首 栃原 よ志ゑ 生き延びし戦争悲惨を語り継ぐ「微風の会」あり平和ぞ尊とし 他
 〃 短歌10首 中村 喜久子 秋風に「お茶ですよ!」と叫びたり屋根塗る人の返事降り来る 他
 〃 随筆 はしどかおり 『ぶらんこ おばぁちゃん』
 〃 短歌10首 古瀬 和子 ガイドの背を頼り踏み入る富士樹海ここにも育くむ命の不思議 他
 〃 現代詩 細江 錠二 『とある退屈な夏の日』他2篇
 〃 短歌10首 山内 朝子 たまゆらの光となりて散る桜夕陽の土手の風よせかすな 他
青竜大賞 小説 中村 佐清 『百丈野狐』
青竜賞 俳句5句 尾上 緋奈子 初夏やルーズリーフに恋綴る 他
 〃 俳句5句 原田(*1) 兼肖
※原は異体字
ふり向けばアルプスまたぐ二重虹 他
 〃 俳句5句 和仁 大志 背伸びする炎天に置き去りの傘 他
 〃 短歌5首 板矢 康佑 うぐいすのホケキョホケキョの歌声が我を身を包む清らかな風 他
 〃 短歌5首 尾上 緋奈子 フライングスタートしてしまうような夕焼けに染められてゆく町 他
 〃 短歌5首 中田 璃子 あの夏と私一直線上に立っていたんだ夢に向かって 他
 〃 短歌5首 米澤 妙希 もの知りな祖母が教えてくれたこと「葉のついた蜜柑はいいんだよ」って 他

受賞作品

 受賞作品の詳細については、(一社)高山市文化協会までお問合せ下さい。

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