バックナンバー(広報第99号)

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  心豊かに文化をはぐくむ


心豊かに文化をはぐくむ

平成18年度から高山市文化協会は高山市から市民文化会館、公民館、文化伝承館、松本家、宮地家の管理者として指定されました。
市民文化会館、公民館、文化伝承館は既に管理委託を受けて着実な成果を収め、市民の皆さんに広く認められて来ましたが、今度法律の規定に基づく指定管理者となることで一層包括的な管理責任を負うこととなります。

これらの施設が市民及び利用者のすべての方々から「文化協会になって利用しやすくなった。明るく楽しくなった」と言っていただけるために、関係者全員心を合わせ懸命の努力を重ねます。

例えば、文化会館の窓口一つをとっても今まで以上に簡単な手続きで確実な受付ができるよう努力します。

大小ホールの利用もお客様の立場に立って細かいところまで気を配ります。

また、隅々まできれいで清潔な館内に気を配ります。

食堂では楽しいティータイムや、おいしいランチタイムを演出します。

とにかく「文化協会の管理している施設は楽しい」「また行きたくなる施設」と言われるように努力します。

文化伝承館では「道伝えの日」として正月の松飾り、上巳(じょうし)の節句には伝統と格式のある享保雛や一位一刀彫の加美雛や昔懐かしい土雛を飾り、端午の節句には武者飾り、邪気を払う菖蒲や蓬を軒に挿し、七夕祭は古式に則った七夕飾り、中秋の名月に因んだ短歌会、芭蕉忌には俳聖芭蕉を偲ぶ時雨忌句会など一年を通じた年中行事を実施してきました。
茶室の「白雲居」では、市内諸流の参加により茶会を盛大に開きます。

また、今年は高山市制七十周年を祝う記念飾り物展を開き、毎年正月に行われる飾り物展の入賞作品を常設展示します。

昨年の4月下旬オープン以来、利用者は既に1万人を超えました。
これからも「高山市文化協会はさすが」というおほめの言葉がいただけるよう全員体制でがんばります。

文化協会員には高山市民ならどなたでも仲間になっていただけます。あなたのお電話をお待ちしています。(34−6550)心豊かな高山市文化の発展のためにご協力ください。

(会長 小鳥 幸男)

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  高山市文化伝承館 開館1周年記念事業


高山市文化伝承館 開館1周年記念事業

入館者1万人突破いたしました

高山市文化伝承館は昨年4月開館して1周年を迎えます。

高山市文化協会では、これを記念して次の事業を開催します。

期間 4月22日(土)・23日(日) 両日とも 午前10時〜午後4時

飾り物展  高山市飾り物展のテーマ 「笑・戌」の入賞作品を展示

お茶会   市内の煎茶、抹茶各流派 による市民茶会

      呈茶券   300円(400名まで)

      チケット発売 4月1日(土)から
      高山市民文化会館及び高山市文化伝承館の各窓口にて

城山千本桜記念植樹  桜の苗木(荘川桜の孫)の植樹

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  (社)高山市文化協会会員及び高山メセナメイト会員募集

(社)高山市文化協会会員及び高山メセナメイト会員募集


●高山市文化協会会員

社団法人高山市文化協会は芸術・学術をはじめ、文化の普及・向上に関する事業を行い、地域の文化事業の充実と文化の発展に寄与することを目的としています。
文化の振興を願い、ご活躍くださる方は是非ご入会ください。

・年会費 個人3000円/団体6000円(入会金同額)/賛助会員(企業)10000円

・入会方法 高山市民文化会館内(社)高山市文化協会(電話34−6550)へお申し込みください。


●高山メセナメイト会員

高山メセナメイトは、高山市民文化会館を中心とした優れた舞台芸術等を鑑賞し、情緒を豊かにするなど文化活動を支援充実することを目的とする組織です。

・特典 文化協会会員は自動的にメセナメイト会員になります。

(1)高山市民文化会館自主事業公演チケットが一割引で一般発売の前日から購入できます。

(2)高山市民文化会館及び近隣の文化施設の催し物案内を三ヵ月まとめて年四回お届けします。

(3)名古屋市等でのミュージカル、コンサート等の鑑賞日帰りバスツアーに割安で参加できます

・会費 500円(有効期間・入会日から平成19年3月31日まで)

・入会方法 会費を添えて高山市民文化会館事務所へ申し込みいただくか、電話で事務局(33−8333)へ お申し込みください。

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  柳家花緑のじゅげむじゅげむ


柳家花緑のじゅげむじゅげむ

(社)高山市文化協会では、高山市文化振興自主事業として柳家花録師匠をお迎えし落語会と音楽のコラボレーションした楽しい会を催しました。
花録師匠は、故五代目柳家小さん師匠の孫で戦後落語界最年少で真打ちに昇進した実力者です。
子供からお年寄りまでほぼ満席の中で前座に引き続いて花録師匠が登場し"じゅげむ"が始まりました。
特に子供達の素早い反応や盛り上がりでその後に大人達の笑いが付いてくるといったスタッフの協会役員も驚く展開でした。
「やりすぎちゃいました」と言って花録師匠が上機嫌で舞台袖に戻ってこられたのが印象的でした。

第2部での音楽会でも花録師匠と東京FM(岐阜FM)でおなじみの船守さちこさんの楽しいトークを交えたご案内ですすめられました。
はじめに世界的なピアニスト三輪郁さんによりモーツァルトやシューマンのピアノ曲をしっとりと演奏していただき、ひき続いて本職は、名古屋フィルのバイオリン奏者の鬼頭俊さんの珍しいジャズバイオリンのユニットでの演奏が行われました。
ディズニー映画の音楽や枯れ葉などのスタンダードなジャズと解り易くなごみのある音楽で詰めかけた観客から惜しみない拍手が贈られました。

花束の代わりに出演者全員に贈られた"さるぼぼ"の人形に皆、大感激で花録師匠は、列車に乗られた時も傍らに抱いて帰京されました。

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 2006/04/07 更新(広報第99号より)  (社)高山市文化協会加盟団体催事のお知らせ

(社)高山市文化協会加盟団体催事のお知らせ


◆第35回全国民謡大会

・4月9日(日)12時開演
・高山市民文化会館大ホール
・入場無料、来場歓迎
・主催/高山民謡連合会
・全国民謡、三味線、太鼓、 大正琴、二胡、唄、踊りなど連合会会員による公演


◆隕石・恐竜展

・6月1日(木)〜9月5日(火) ※毎週水曜日休館
・光記念館企画展示室
・入館料/大人 900円など
・主催/光記念館
・恐竜とその絶滅要因の一つとしての隕石衝突にスポットをあてた企画展
・展示解説/毎週日曜日と祝日、午後2時〜2時30分


◆レビュー 虹と夢と愛と
〜ファンタジータカラヅカ〜

・6月22日(木)午後7時開演
・高山市民文化会館大ホール
・入場料/全席指定6000円
・発売/3月18日(土)
・主催/岐阜新聞、岐阜放送
・宝塚歌劇団卒業生による豪華絢爛、夢の世界へご案内

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  あなたが紹介する「高山の文化を高めた人々」

あなたが紹介する「高山の文化を高めた人々」

広報「高山の文化」では各分野で活躍し、高山の文化の礎を築かれた方についてのご寄稿をいただいて、広く人物紹介をしております。

「高山の文化を高めた人々」と題し、平成5年から掲載をはじめてから30回となりました。これからもできるだけ多くの方々を紹介していきたいと思います。

高山市に関係する人で、あなたの知人、友人、親族、また歴史上の人など文化人として活躍された方を思い出していただき、人物像、生き方、活躍内容など市民の皆さんに知っていただきたいその人の生涯を書いて、是非ご寄稿下さい。

ご紹介していただく方は、有名人とは限りません。
高山の文化向上に努力された故人で、時代や分野は問いません。
字数は千百字程度と紹介のための写真一点か二点をお貸し下さい。
写真は掲載後にお返しいたします。
随時掲載しますので締め切り日はありません。

お問合せは(社)高山市文化協会(電話34−6550)

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  高山の文化を高めた人々30


高山の文化を高めた人々30

ただ一道に飛騨を撮った細江光洋   文:西村 宏一

昭和28年、岩波写真文庫から細江さんの『飛騨・高山』が発刊された。
すでに国内外の多くのコンクールで賞を受けた輝かしい経歴の持ち主であったが、一般の注目を浴びたのはこれが最初であった。

徽章の跡の穴のついた軍帽を目深にかむった少年の、庇の陰から見つめる賢そうな目。
田舎家の黒光りする柱にもたれて脚を投げ出している、幼い女の子の屈託のない様。
今でもそれを初めて目にした印象のままに思い出すことができる。
ともに今は廃村になった白川郷加須良の一コマである。
また御嶽を後景に全てが榑葺の平屋の農家が点在する日和田の俯瞰風景があった。
家の廻りには猪除けらしい木柵が巡らされていた。

次には昭和30年代、細江さんの作品の数々が偶然人の手から渡された。
一つは荘川村の婚礼風景である。披露宴たけなわ、大きな木製の金精様が花嫁に突きつけられ、花嫁が口を押さえながら身をよじっている一枚。
それに絵葉書大のモノクロの円空仏。
共に細江さんの先駆的業績である。

それから荒垣秀雄さんとの共同作業『飛騨』(昭和39年)が来る。
ここでは老人たちが美しい。
今ではこうした風雪に磨かれた顔を見ることができない。
先の農村の子供の純な顔つきと共に、失われたものとして、細江さんが哀惜の言葉を洩らすのを幾度も聞いた。

次にカラーの時代が来て、その魁をなすのが、同じ大垣中学同窓の縁を持つ伊藤ていじさんとの合作『飛騨路の魅力』である。
ここには建築家の伊藤さんが愛した吉島家の優さ姿がある。
そして細江さんが生涯の課題にしていた祭屋台の飾り金具や織物やのディテイルがある。

細江さんが常々口にされた願望に、円空仏と屋台の作品集があったが、遂に果たされぬ夢に終わってしまった。
作者と共に私達の側にも痛恨の想いが残る一事である。

御母衣ダムに水没する前の昭和30年頃、巨大な合掌家屋の骨組みの上で、一人我が家を解体する村民を撮影してから、それらの映像が我々の手に渡るまで、世界遺産に村が指定され、作品集『白川郷』が刊行されるまで長い歳月を待たねばならなかった。
その期間を耐えて待っていた細江さんの寂しさを思うと切ない気がする。

作家としての活動を支えるために勿論営業写真家としての日々があった。
高校の卒業アルバムはその一つであるが、私はその何冊かの作製で、細江さんと交渉を持った。
パターンの決まってしまった観のあるこの分野でも、細江さんは次々新しい改革を提案された。
学校から外へ生徒を連れ出して集合写真を撮ること、全員笑顔の個人写真を並べることなどである。

代情山彦先生が終の病を養っておられたその時、細江さんも偶々同じ病院に入院中であり、その時のお二人の交流から、著作集発刊を私に強く慫 された。
常に飛騨の民俗学の底支えを心懸けられたのである。

宿痾の肺気腫のため四六時中酸素吸入器の助けを借りて、しかも常に意気軒昂であった細江さんは懐かしい先達であり、かつ厳しい励ましの鞭である。

平成15年5月、八十三歳をもって写真一道の生涯を終えた。

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  文化協会が指定管理を受託

文化協会が指定管理を受託

「指定管理者制度」は、市や県などが所有している「公の施設」の管理運営を団体や民間会社などに任せようとするもので、「民間にできることは民間に」という政府の考え方に基づく新しい制度です。

現在、高山市には六百を越える「公の施設」がありますが、このうち4月からは「飛騨の里」や「ビッグアリーナ」など約180の施設が、指定管理に移行されます。

この新しい制度の導入に伴い、高山市文化協会では、次の施設について指定管理を受けることになりました。

●高山市民文化会館 (公民館を含む)
●高山市文化伝承館
●松本家住宅
●宮地家住宅

このうち、すでに委託管理を行っている施設もありますが、今後は一歩踏み込んで、主体的に運営に携わっていくことになります。

高山市文化協会が、指定管理を受けることができたのも、早い時期に法人化し、しっかりした組織に成長したことに加え、多くの方々のご協力により、地域に根付いた文化活動を積極的に展開してきたことによるものといえます。
今後も皆さんの期待に応えられよう努力していきますので、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  文化振興自主事業のご案内

文化振興自主事業のご案内

文化協会では、質の高い催しを低料金で皆さんに楽しんでいただこうと、平成18年度も次のとおり文化振興自主事業を実施します。詳しくは、広報紙などでお知らせします。


和太鼓集団「鼓童」コンサート

◎公演 10月18日 ◎チケット発売 8月20日 (いずれも予定)

「鼓童」は、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見出し、現代への再創造を試みる日本が生んだ世界的なアーティストです。
鼓童の舞台がもつ力強さと表現の繊細さは、これまでの日本音楽や太鼓のイメージをくつがえし、新しい伝統の誕生を感じさせるものといえるでしょう。

昭和56年のベルリン音楽祭でのデビュー以来、海外公演、国内公演、本拠地の佐渡で、それぞれ3分の1を過ごすスケジュールが続いています。公演はカーネギーホールやパリ市立劇場をはじめ四十カ国で三千回以上にのぼり、世界的に高い評価を受けています。





「グレン・ミラーオーケストラ」コンサート

◎公演 12月1日
◎チケット発売 10月15日 (いずれも予定)

ジャズの歴史の中で最も華やかだった時代のアイドル的存在だったのがグレン・ミラーです。

昭和29年、日本でグレンの半生を描いた映画「グレン・ミラー物語」が公開されて大人気を博し、この映画でグレン・ミラーの音楽のとりこになった人、そしてポピューラー音楽の楽しさを実感した人も少なくなかったようです。

ニュー・グレン・ミラー楽団が来日したのは昭和39年でした。
それ以降、30回以上の来日を重ねており、グレン・ミラーの音楽が、いかに日本のファンに愛され続け、定着したかがわかります。
グレン・ミラー自身は、昭和十九年十二月に飛行機事故で亡くなっていますが、彼の残したビッグ・バンド・ジャズの楽しさや、きらめくミラー・サウンドが、今でも世界中のファンを楽しませています。

今回のコンサートでも「ムーンライト・セレナーデ」「真珠の首飾り」「イン・ザ・ムード」など、おなじみのナンバーで、たっぷり楽しませてくれることでしょう。

 2006/04/07 更新(広報第99号より)  第30回飛騨文芸祭作品募集 締切8月15日!

第30回飛騨文芸祭作品募集

◆応募資格
 飛騨在住または出身、もしくは勤務者。
 18歳未満の応募者に「青竜賞)を設けます。生年月日を明記してください。

◆対象作品 
 いずれも400字詰原稿用紙
 イ、小説・戯曲・児童文学等100枚以内1篇
 ロ、随筆・評論等20枚以内1篇
 ハ、現代詩 A4原稿用紙使用1篇
 二、短歌・俳句 A4原稿用紙使用10首(句)
   ただし、18歳未満は同原稿用紙使用5首(句)
「イ」の応募作品は平成17年8月16日から、平成18年8月15日までに、創作または発表したもので、既発表作品も可とします。

  前記篇(首、句)数を超えても不足しても、審査の対象となりません。

◆応募方法
 (1)自主応募
 (2)団体(結社)等による推薦(用紙適宜)。既発表作品の場合、その発表印刷物またはコピーによるも可。

 応募作品には、小説、戯曲、随筆、現代詩などの区別をそれぞれ明記。

 「イ、ロ」については、入賞した場合、データ(フロッピーディスク等)で提出すること。

◆締切期日
 平成18年8月15日(当日消印可)

◆送付先
 〒506−0053 高山市昭和町1−188 社団法人高山市文化協会

◆審査
 (社)高山市文化協会文芸部委員・文芸部門選出の役員で予選、最終審査には必要に応じ、専門の経験者を加えることがある。 

◆発表
 11月上旬

◆賞
 「文芸祭賞」1名
 「江夏美好賞」小説に対し1名
 「入賞」10名
 「青竜賞」(18歳未満)若干名

◆表彰式
 11月19日

◆作品集
 入賞作品集を発行応募者及び関係方面へ配布

◆その他
 応募原稿は返却しません。応募封筒に「文芸祭応募」と朱記

◆問合せ
 (社)高山市文化協会 電話34−6550