バックナンバー(広報第90号)

 2004/10/25 更新(広報第90号より)  平成17年新年市民互礼会へのお誘い

新年市民互礼会は、昭和25年から続けられて年々盛会となっています。  

平成17年の新年を祝う互礼会を1月4日高山グリーンホテル瑞祥の間で開催いたします。ぜひご参加ください。お申し込みは、(社)高山市文化協会事務局へ電話・FAX・ハガキ等で11月10日(水)までにお願い致します。

なお、名刺交換に代わる芳名録を作成しますので、申し込みは期限をお守りください。

日時・・・平成17年1月4日(火)午前11時30分から

場所・・・高山グリーンホテル

会費・・・6,000円(干支盃・芳名録を含む)

主催・・・(社)高山市文化協会

 2004/10/25 更新(広報第90号より)  メセナメイトツアー 募集

宝塚星組公演

平成16年度のメセナメイトツアーを次の通り募集いたします。

・行 先・・・中日劇場・ツアー名「宝塚歌劇団星組公演」

・期 日・・・平成17年2月7日(月)

・参加費・・・7,500円(チケット7,000円とバス代・保険料込み)

・募集人員・・40名(メセナメイト会員に限る)

・申込方法・・往復はがきに住所・氏名・会員番号・電話番号を書いて下記へ
       (募集人員を超えた時は抽選)
       1枚のはがきで4名まで申し込み可。代表者以外は氏名と会員番号のみ記入。

・申込先・・・高山市文化協会内メセナメイト事務局

・申込締切・・11月30日(火)

 2004/10/25 更新(広報第90号より)  飛騨の里文学散歩道 文学碑の掃苔



飛騨民俗館周辺の集落から飛騨の里までは車道と松倉山の裾を通る小径で連絡しており、その小径が「文学散歩道」です。

散歩道には、瀧井孝作をはじめ、江夏美好、江馬修、早船ちよら郷土出身の作家たちの文学碑、そして郷土出身ではありませんが、飛騨高山とゆかりのある田中澄江、井上靖の文学碑、それに近年建てられた地元の俳人小鳥幸男の句碑、合わせて七基の文学碑が建っています。また、少し離れた東照宮の境内には、飛騨の近代俳句開眼に寄与した小峰大羽の句碑があります。

この文学散歩道ができたのは昭和49年のことです。自然や風土を味わうことができ、飛騨出身者や飛騨を愛した作家の文学作品を碑にして、飛騨の文学に親しんでもらうと共に、市民・観光客の憩いの場にしたいという目的で設置されました。

高山市文化協会は、各文学碑建立に関わってきました。また、毎年これらの文学碑の掃苔(清掃作業)を行っています。先般8月27日、協会員や役員など30数名が鎌、たわし、ほうきなどを持ちより、草刈り、苔とりなどの作業を行いました(写真上)。

きれいになった碑とそこに刻まれた文字から、改めて新しい感慨が沸いてきました。

市民の皆様も秋の一日、この文学散歩道を散策してみませんか。車の方は民俗館駐車場をご利用いただけます。




 2004/10/25 更新(広報第90号より)  高山の文化を高めた人々 24




上田流尺八道を広めた大平巻龍 文:新田巻洋(幸雄)


本名は大平末蔵。昭和31年に「上田流尺八道 飛騨竹龍会」を発会した。

発会当初の門人が47名であったので、赤穂義士だといわれた大平巻龍師の顔が忘れられない。

師は、丹生川村折敷地で生まれた。戦時中は志願兵として満州(現在の中国東北部)へ行き、その広野の大自然を相手に尺八を吹いたと聞かされた。

戦後、国鉄(JR)に入社されたが、昇格試験には目もくれず、ただ一途に尺八だけに精進し、昭和54年には日米親善ロサンゼルス公演にも参加された。

尺八の歴史は古く、西暦590年頃には、聖徳太子も好んで尺八を吹奏されたとある。

古代の尺八は、朝廷の雅楽などに専用され、一般のものではなかった。しかし、尺八の音があまりにも高いというので、いつしか雅楽から除外され廃絶となった。 

その後、法燈を受け継いだ普化和尚が普化宗をひろめ、その後、法燈国師の号を賜った僧が明暗流尺八を開祖した。明治4年に普化宗は廃宗となり、そのお蔭で民間に法器が楽器として進出し、黒沢琴古が初代琴古流を始め、琴や三弦との合奏が流行してきた。

合奏曲には、地唄(例六段の調)、新曲(例春の海)などがあるが、その頃の尺八奏者は、大半が琴古流で地唄一本であった。それに対し大平師は昭和26年に長瀬会館(上二之町)で「こまどりバレー」との共演や合唱団と共演するなど、次々と新曲を取り入れ、当時としては斬新な活躍をされた。 

昭和56年7月11日、名古屋において「時鳥の曲」の尺八演奏中に倒れ、63歳で帰らぬ人となった。

 曲を吹くのが尺八で 
 心を吹くのが尺八道
 芸たりて道たらず
 道たりて芸たらず

 2004/10/25 更新(広報第90号より)  第28回飛騨文芸祭入賞者

◆文芸祭賞
 小説一篇・・・・野口  勇(埼玉県・高山市出身)

◆江夏美好賞
 小説一篇・・・・上小家 旭(高山市上岡本町2)

◆高山市長賞
 短歌五首・・・・上北南美子(高山市本町3)
 俳句五句・・・・谷口ふさ子(高山市天満町2)

◆高山市議会議長賞
 随筆一篇・・・・野口喜代男(下呂市萩原町)
 現代詩・・・・・諏訪 達朗(高山市日の出町3)

◆高山市教育委員長賞
 俳句五句・・・・垣内 静子(高山市総和町2)
 短歌五首・・・・牛丸 博子(高山市三福寺町)

◆社団法人高山市文化協会長賞
 随筆一篇・・・・下畑 七三(高山市総和町1)
 短歌五首・・・・廣田 禮子(飛騨市古川町)
 短歌五首・・・・纐纈 昭三(下呂市萩原町)
 俳句五句・・・・清水 玉代(高山市片野町6)

◆青竜大賞
 戯  曲・・・・橋本 雅 (松倉中学校2年)

◆青 竜 賞
 俳句五句・・・・萩  真佳(高山工業高校3年)
 現代詩・・・・・林  典文(高山工業高校2年)

●表彰式:11月21日 於 煥章館内 近代文学館

 2004/10/25 更新(広報第90号より)  市民待望の文化施設


文化伝承館(仮称)建設着工 =完成は平成17年3月=

城山公園内(照蓮寺下)にある金森将監屋敷跡地(330平方m)で、文化伝承館(仮称)の建設工事が始まりました。この施設は、皆さんに茶道・華道・舞踊・邦楽・俳諧など、地元に根付いている伝統文化を学んでいただき、後世に伝承する目的で建設されるものです。

建物は、本館(約200平方m)と茶室(約27平方m)の二棟からなり、いずれも純和風の木造建築です。

当館の建設にあたっては、早くから、文化協会が中心となって市に対して強く要望を続けてきました。今回ようやく念願がかない、建設のはこびとなりました。

また、総工費約1億円のうち、6300万円は文化協会などからの寄付金等を基にした積立金が充てられます。趣旨に賛同され、ご協力いただいた皆さんに対し、厚く御礼申し上げます。

完成後は、できるだけ多くの皆さんにご利用いただき、高山の文化の向上に役立つことを願っています。