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 2003/11/24 更新(広報第85号より)  第27回飛騨文芸祭入賞者(敬称略)

第27回飛騨文芸祭入賞者(敬称略)

◎文芸祭賞      随筆一篇 東  壽夫(高山市花里町六)

◎江夏美好賞     該当者なし

◎高山市長賞     小説一篇 萩ノ脇 實(吉城郡神岡町釜崎)
           俳句五句 谷口千恵子(高山市岡本町二)

◎高山市議会議長賞  小説一篇 南 アキラ(高山市新宮町)
           短歌五首 廣田 禮子(吉城郡古川町杉崎)

◎高山市教育委員長賞 現代詩  今井  隆(益田郡萩原町宮田)
           俳句五句 澤木 正子(高山市片原町)

◎社団法人
 高山市文化協会長賞 随筆一篇 上小屋 旭(高山市上岡本町二)
           随筆一篇 蒲  園子(吉城郡古川町向町)
           随筆一篇 細江 隆一(可児市塩)
           短歌五首 松崎 糸子(吉城郡上宝村本郷)
           俳句五句 長瀬理々子(高山市上一之町)

◎特別奨励賞     俳句五句 川原 宏和(高山工業高校三年)


 2003/11/24 更新(広報第85号より)  爽快タップダンスミュージカル ステッピング・アウト


爽快タップダンスミュージカル ステッピング・アウト

 〈ステッピング・アウト〉とは「新しいことに踏み出すこと」イギリスのコメディが映画化、そしてタップダンスをふんだんに盛り込んだ小粋でおしゃれなミュージカルになりました。小気味良い台詞の応酬に客席が笑いの渦となる人気の舞台です。 前田美波里が演じる主人公のメイヴィスはかつてはプロダンサーでありながら今はカルチャーセンターでタップダンスを教える魅力あふれる40代の女性。沢田亜矢子らが扮する自己主張の強い8人の生徒に手を焼き、ピアニスト・ミセスブレイザーに叱られたりしながらなんとなく過ぎていく日々。

 そんな中、突然あるチャリティーショーの振付と生徒達への出演依頼の話が舞い込んできます。踊ることなど考えもしなかった生徒達だったが…?

 チャレンジ精神に支えられ、障害をひとつひとつ取り除き、日々の容易に解決しない苦しみを乗り越え変わっていく登場人物の姿は〈明日を生きる〉ということを教えてくれるようです。

 多くのみなさんのご来場をお待ちしています。

平成十六年二月二十九日(日)
 開演午後七時
 市民文化会館大ホール
 S席(指定席)三、五〇〇円
 A席(自由席)三、〇〇〇円
 団体割引あり(10名以上)
※問合せ先(社)高山市文化協会 電話〇五七七・三四・六五五〇


 2003/11/24 更新(広報第85号より)  吉田兄弟 満席の聴衆を魅了


吉田兄弟 満席の聴衆を魅了

 十一月十六日、市民文化会館大ホールで「吉田兄弟コンサート」を開催しました。

 アンコール曲を含めて十五曲が演奏され、二人の息の合った素晴らしい音色と見事なばちさばきに、聴衆の皆さんは、惜しみない拍手を送っていました。

 吉田兄弟の魅力は、日本古来の楽器である三味線と、ドラムやベースなどの現代音楽の楽器とを融合させ、新しい音楽ジャンルを誕生させたことにあります。伝統的な三味線の愛好家だけでなく、若者から高年層まで、幅広いファンがいるのは、そのためでしょう。

 彼らの演奏は、時には繊細で、また、時には躍動感にあふれていました。その深みのある音色は、二十代半ばという若い年齢を感じさせない「円熟味」を兼ね備えているようでした。


【お詫び】
 予想以上の反響がございまして一部の方にはご希望に添うことができませんでした。 今後は、このようなことがないよう十分に留意いたしますので、今後も文化協会の事業に対しまして、何卒ご支援くださいますようお願い申し上げます。


 2003/11/24 更新(広報第85号より)  ◆会員の北出照治さんが快挙


◆会員の北出照治さんが快挙 
七月八日〜十日フランス・パリで開催された「美の革命展」に出品した舞楽面の「蘭陵王」が「カルーゼル・ドゥ・ルーヴル・グランプリ賞」と「トリコロール芸術平和賞」の二つの賞を受賞されました。
 2003/11/24 更新(広報第85号より)  ◆ヘンデルメサイア演奏会

◆ヘンデルメサイア演奏会
・字幕と映像による解説付き
・十二月十三日(土)午後六時三十分開演
・会場/文化会館大ホール
・指揮…白石卓也
・ソリスト
  ソプラノ=栗谷美香子
  アルト =佐藤まどか
  テナー =古澤泉
  バス  =砂田直規。
・オーケストラ…ウッドランドノーツ(東京)
 フェリーチェ合奏団(高山)
・合唱…ウッドランドノーツ合唱団、高山市民合唱団、
・入場料…大人二、五〇〇円  高校生以下一、五〇〇円 (メセナメイト扱いあり)
・託児室…事前予約制。

 2003/11/24 更新(広報第85号より)  見た!聞いた!感動した! 大原騒動展・講演会


見た!聞いた!感動した! 大原騒動展・講演会

 十月十一日から十三日まで市民文化会館において「大原騒動展」を開催しました。

 貴重な資料や遺品、写真パネルなど百五十点を展示した会場には、飛騨各地から延べ千四百名を超える来場者があり、展示品やビデオを真剣に見入っていました。

 また、十一日の夜には、郷土史研究家の林格男先生が「大原騒動の真相ーその組織と連帯ー」と題して講演をされました。会場となった小ホールには、四百五十名の皆さんが訪れ、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

 展示会・講演会ともに、たいへん多くの皆さんがご来場されたことは、大原騒動に対する関心の高さを表わしています。

     *

 林先生の講演の一部を紹介します。

『「一つ、人間出生に尊卑高下なし」、これは、新島に流された上木屋甚兵衛からの手紙の中の言葉です。材木、茶その他の商いで全国を廻るうち、京都で石田梅岩の心学を学び、つくりあげた自分の人生観がそこに表われています(上木家には、新島とやりとりした手紙八十七通が遺されている)。

 本郷村善九郎が、処刑四日前に妻かよに宛てた手紙(遺言=県重要文化財)の字と文言のすばらしさは、読む人に感動を与えます。

 そのほか「夢物語」を書いた大沼村忠次郎ほか、大原騒動のリーダーたちの書き遺したものが伝える、その人たちのものの考え方、その文化性の高さは今もなお目を見はるものがあります。

 こういうリーダーをピラミッドの頂点として、それに続く人、支える人、受けつぐ人という裾野の広さがあって大原騒動は闘われたのです。「飛騨を愛して立ち上がった人々」の背景には、こうした文化性、組織と連帯の力があったのです。

 駕籠訴から二百三十年後の今年、大原騒動というものを見直し、その心意気、文化性を現代に伝えようと、高山市文化協会がこのような、今までにないすばらしい大原騒動展を企画・実施されたことは、とてもうれしい。「郷土を愛し、立ち上がった人々」の心は今も引きつがれている』



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 大原騒動の供養塔は、飛騨各地にありますが、近年、平成になってからでも十数基建立されているということも、今回の盛況と関係があると思われます。

 飛騨人だけでなく、中央でも大原騒動への意識・評価が変わってきています。最近刊行された『百姓一揆の時代』という本には「直接史料・記録など数多く残されている大原騒動は稀有なものであり、そして、百姓一揆は、かなりの文化水準があってこそ、はじめて起こしうるものだ」と書かれています。

 このような近況も含め、多くの皆さんに大原騒動のことを知っていただけたことは、文化協会として、たいへん喜ばしく思っております。

 また、貴重な資料を提供していただくなど、ご協力いただいた関係各位に厚くお礼申し上げます。